学生ローンの利用は就職に影響する?

これから将来のある学生にとって、学生ローンを利用することで不安なことがあるでしょう。
「就職への影響」の可能性を考えているのではないでしょうか。

 

■学生ローンの利用は就職に影響する?

学生ローンの利用自体、就職先、内定先に知られることはないと考えてよいでしょう。
内定者の個人の債務情報を調べることはありません。

 

例えば警察などの公務員の採用試験、銀行員として就職する場合など一部の職業には不安が付きまとうかもしれません。

 

まずは、「個人信用情報は就職の採用試験において照会出来ない」ことを覚えておきましょう。

 

■個人信用情報機関とは

日本には3つの個人信用情報機関があります。
携帯電話を契約するときにもその説明があったのではないでしょうか。

 

「審査のために個人信用情報機関に情報提供と照会をする」

 

個人信用情報機関では、個人の過去や現在の債務を保有しています。
申し込みをするとその情報から登録され、契約内容や利用状況などの詳細が登録されます。
登録されると同時に照会も行われており審査にも活用されています。

 

〜審査に影響する過去の債務〜

過去の債務にトラブルがあれば審査に通ることはありません。
審査とは「融資にリスクを伴わない」ことを調査するためのものです。
そのため過去の債務にトラブルがあった場合には当然、「融資を行っても返済が行われない可能性が高い」と判断されます。

 

これまでにキャッシングの経験がないという方も安心はできません。
携帯電話の支払い、クレジットカードの支払い、実はこれらも個人信用情報機関に保有されている情報です。

 

〜審査に影響する現在の債務〜

学生ローンや消費者金融は貸金業です。
そのため貸金業法に基づいていますが、その貸金業法の中には総量規制があります。
総量規制とは「個人が貸金業全体から借入ができる金額の総額は年収の3分の1まで」というもの。
現在他社からの借入がある場合には年収の3分の1以上の借入ができません。

 

〜照会の理由と照会者が記録される〜

さて、これらの債務情報は誰でも自由に照会できるものではありません。
貸金業、銀行、携帯電話、クレジットカードなどの契約の際に行われる審査で照会されています。
またそれらは事前に「個人信用情報機関に情報を提供し照会すること」が伝えられます。

 

就職先や面接の際に無断で照会されることはありません。
また、照会者は個人信用情報機関で記録されています。

 

個人でも個人信用情報機関に情報開示請求を行うことができます。
心配であれば一度照会するとよいでしょう。
・指定信用情報機関 CIC
・JICC 日本信用情報機構
・全国銀行個人信用情報センター